「待機児童対策」野党が保育士の処遇改善法案を提出[2016/03/25 00:05]

 民主党や共産党など野党5党は、待機児童対策のため、保育士の給与を月5万円引き上げる法案を国会に共同提出しました。

 民主党・山尾志桜里衆院議員:「子どもがこの国の未来で、保育士はその未来を育む専門職だ。(保育所の)量だけじゃなくて、本当に質をしっかり確保してほしい」
 野党5党は、保育施設の整備が進んでも保育士らの給与が低くてはなり手がいないとして、法案に月額5万円の増額を明記しました。必要な財源は年間で2800億円と見積もっています。一方、政府・与党も待機児童の解消に向けた緊急対策の取りまとめを急いでいて、こちらも保育士の賃金引き上げなど処遇の改善策を盛り込む方向です。

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