民進党 まもなく結党大会 参院選へ対決姿勢強める[2016/03/27 11:51]

 民主党と維新の党が合流する「民進党」の結党大会がまもなく開かれます。衆参合わせて約160人規模の野党第1党が誕生します。

 (政治部・小池直子記者報告)
 結党大会に先立ち、維新の松野代表は「政権交代を目指す」と意気込みを語りました。
 解党を決めた維新の党・松野代表:「身を切る改革、行政改革。民進党という新しい政党のなかで、それは本当に政権を取って実現したい」
 一度は政権交代を果たした民主党という政党名は、20年で幕を閉じることになります。27日に新たに結党する民進党は、政権奪取を目指す方針を明確にし、まずは参議院選挙での勝利を目指します。岡田代表は「参院選で結果が出なければ責任を取る」と述べていて、負けた場合は辞任する不退転の決意を示しています。ただ、新党にも課題があります。参院選に向けては共産党を含む野党5党の協力が進んでいますが、衆参ダブル選挙がささやかれるなか、衆院選での共産党との協力については慎重な意見が根強く、協議のテーブルにすらつけていません。参院選まであと3カ月余りですが、国会審議などを通じて、自民・公明に対抗する勢力としてどこまでアピールすることができるのかが課題です。

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