政権狙い「民進党」発足 自民党内から警戒の声も[2016/03/28 00:48]

 民主党と維新の党が合流して「民進党」が発足しました。岡田代表は政権交代を目指す方針を強調しました。

 民進党・岡田代表:「民進党は、日本に政権交代可能な政治を実現するためのラストチャンスであるという認識を持たなければなりません」
 結党大会では岡田氏が新しい代表に選出されたほか、維新の党から江田前代表が代表代行に就任しました。そして、政調会長には山尾志桜里氏を抜擢(ばってき)し、新鮮さをアピールしています。また、岡田代表は「参議院選挙で結果が出なければ責任を取る」と不退転の決意を示しました。民進党の発足を受けて、自民党からは警戒する声が出ています。
 自民党・二階総務会長:「(自民党は)しっかりしなきゃいけませんね。野党も虎視眈々(こしたんたん)と、自分たちの政党にとって有利な展開がなされることを期待して頑張っているわけですから」
 自民党の二階総務会長は党内の引き締めを図るとともに、民進党に対しては「結党は比較的、簡単だが、成長・発展させるのはそう簡単ではない」と指摘しました。

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