与那国島に沿岸監視部隊を設置 本島より西では初[2016/03/29 00:05]

 沖縄県与那国島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊が発足しました。沖縄本島より西側に自衛隊が配備されるのは初めてです。

 与那国島に新設された陸上自衛隊の沿岸監視部隊は、周辺の航空機や艦船の動きを見張り、有事やグレーゾーン事態などの兆候をいち早く察知するのが目的です。約160人の自衛隊員が島内2カ所の監視レーダーを使い、警戒監視活動にあたります。この部隊新設により、防衛省は空白となっていた南西諸島の防衛体制の充実を図るとしています。今後、さらに石垣島や宮古島などにもミサイル部隊などを配置する予定で、東シナ海などで海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあります。

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