稲田政調会長「消費税まず1%引き上げも検討」[2016/04/20 20:29]

 自民党の稲田政調会長は消費税の増税を巡り、税率を2%引き上げて10%にすることにこだわらず、1%ずつ引き上げることも検討すべきだという考えを示しました。

 稲田政調会長:「決めたから絶対に2%ということではなく、まず1%上げるという考えもある」「経済成長しながら財政再建をしていくという道筋は固定概念にとらわれることなく、しっかりと議論する必要がある」
 稲田氏は消費税を5%から8%へ引き上げたことについて、「3%のインパクトは非常に大きかった」と景気に悪影響を与えたという認識を示しました。そのうえで、税率を1%ずつ引き上げて10%にすることを検討すべきだという考えを示しました。しかし、与党内には「レジのシステム変更や値段の表示貼り換えで、スーパーなどの事務負担が大きい」と反発する声もあります。

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