合区の解消には憲法改正が必要 稲田政調会長[2016/04/23 07:08]

 自民党の稲田政調会長は、参議院選挙で各都道府県から最低1人は議員を選出できるよう憲法を改正する必要性を指摘しました。

 夏の参議院選挙では、一票の格差を是正するため、人口の少ない「鳥取・島根」と「徳島・高知」で合区が導入されますが、「県単位での民意が届きにくくなる」といった懸念の声も上がっています。これについて、稲田政調会長は「一県で1人ずつ議員を選ぶには憲法改正せざるを得ない。改正を訴えて国民に理解を広めていくのは十分あり得る」との考えを示しました。また、戦力を持たないと規定する憲法9条2項についても「条文を素直に解釈すれば自衛隊が違憲となってしまう」として、改正するべきだとの考えを改めて強調しました。

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