選挙制度改革 「アダムズ方式」導入時期巡り議論[2016/04/26 00:05]

 衆議院の定数を10削減し、一票の格差を是正する選挙制度改革関連法案が実質審議入りし、「アダムズ方式」の導入時期を巡って議論が交わされました。

 自民党・逢沢一郎衆院議員:「(『アダムズ方式』即時導入の民進党案について)立て続けに定数配分の見直しを行うことになってしまい、制度の安定性を欠くということを生じてしまいます」
 民進党・今井雅人衆院議員:「速やかに(最高裁判決の要請に)応じるということは我々の責務と考えているので、平成22年(2010年)の国勢調査の結果を(アダムズ方式に)用いるのはごく自然なこと」
 与党は、アダムズ方式を2020年の国勢調査から導入する案について、今週中に衆議院を通過させ、今の国会で成立させる方針です。

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