小泉進次郎氏らが厚労省分割案「役所1つでは困難」[2016/05/12 08:01]

 小泉進次郎衆議院議員を中心とする自民党の若手議員が厚生労働省を分割する改革案をまとめました。

 小泉進次郎衆議院議員:「厚労省が扱う仕事は本当に幅広くなって、予算規模も国家予算の4割という大きな省庁になった。国民にとって必要な暮らしのための政策が実行できるかというと、もう難しいだろうなと」
 提言では、厚労省について「多岐にわたる業務を1人の大臣、1つの役所だけで担当することは困難になりつつある」と指摘しています。そのうえで、年金や介護などの「社会保障」と少子化対策などの「子ども・子育て」、それに「国民生活」の分野に組織を分け、2つから3つの省庁に分割する案を示しました。ただ、党内には慎重意見が根強く、実現の見通しは立っていません。

こちらも読まれています