「招致はクリーンな形」官房長官 “買収疑惑”否定[2016/05/12 13:40]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックの招致を巡り、日本側が国際陸連の関係者に金銭を支払った疑惑が報じられた問題で、菅官房長官は「招致はクリーンな形で行われた」と強調しました。

 菅官房長官:「(金銭疑惑を)全く承知しておりませんし、2020年東京大会の招致についてはクリーンな形で行われたと認識している」
 そのうえで、菅長官は「フランスの司法当局から要請があれば、その内容を踏まえて適切に対応する」と述べ、捜査に協力する考えを示しました。一方で、オリンピック組織委員会に対する日本政府独自の調査は行わない方針です。その組織委員会ですが、「今回の報道内容について、組織委員会の理解とは全く異なるものです」「東京はIOCにベストな提案をした結果として招致を獲得したものと確信しています」とコメントしています。

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