「防災庁」新設を検討すべき 自民党が提言[2016/05/13 05:58]

 自民党は、東日本大震災の際の民主党政権の初動対応を検証し、「防災庁」の新設を検討するべきだなどとする提言をまとめました。

 それによりますと、当時の検証結果として「大きな混乱や欠落を生じたとの指摘もある」としたうえで、当時、野党だった自民党も「長く政権を担ってきた党として責任の一端がある」としています。また、「政務職の意思決定は個人の独断とは異なり、専門家の意見を踏まえて合理的にするべきだ」と明記し、当時の菅総理大臣を念頭に批判しています。そのうえで、専門的な人材を確保するため、防災庁や「緊急事態管理庁」の新設を検討すべきだとしています。

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