石破大臣、林業活性化を強調 新建材「CLT」普及で[2016/05/13 19:10]

 石破地方創生担当大臣は、新たな建築材として注目されるCLT(直交集成板)を普及させることで、日本の林業の活性化を目指す考えを強調しました。

 石破地方創生大臣:「だって、日本の7割は山、森であって、地方では8割、9割が山、森。ここを活性化しないで何が地方創生だ」
 CLTは木材を組み合わせ接着したパネルで、コンクリート材よりも軽く、従来の木材に比べて耐久性に優れています。CLTの普及は石破大臣が旗振り役となっていて、中谷防衛大臣をはじめ、100人を超える自民党議員が集まり、議員連盟を設立しました。欧米では、CLTがマンションや商業施設など中高層建築に活用されていることから、日本でも国産木材を用いたCLTの普及を目指します。石破大臣は「東京オリンピックの選手村もCLTで建てたい」と意欲を示しました。

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