“司法取引”導入へ 改正刑事訴訟法が成立[2016/05/24 17:15]

 取り調べの一部で録画・録音が義務付けられます。

 24日に成立した改正刑事訴訟法によって、裁判員裁判の対象となる事件と検察の独自捜査において、取り調べの録画・録音が義務付けられるようになります。また、捜査のための通信傍受の拡大や新しい証拠収集の手段として、「司法取引」の導入が盛り込まれています。同じく24日に成立したヘイトスピーチ規制法では、在日外国人などに対する差別をあおる言動の解消を国や自治体に求めます。ただし、憲法が保障する「表現の自由」を侵害する懸念から、罰則規定は盛り込まれませんでした。

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