石破大臣「対等な地位協定とは何と何が対等なのか」[2016/05/26 16:53]

 沖縄県で女性の遺体がアメリカ軍属の男に遺棄された事件を受けて、石破地方創生担当大臣は日米地位協定を改定する必要性を示唆しました。

 石破地方創生担当大臣:「政府として運用の改善とずっと言ってきたのは、それなりの背景もあり、理由もあることだが、しかし、本当にそれで沖縄の方々の納得を得られているかということは、我々、よく考えていかなければならない」
 日米地位協定について、政府は運用の改善で対応する考えを強調していて、沖縄県が求める抜本的な改定には消極的な姿勢を示しています。石破大臣は、「対等な地位協定とは何と何が対等なのか」と指摘したうえで、「政府・与党として本当に沖縄の方々の理解を頂けるのは何かをよく考えていかなければならない」と強調しました。

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