「日本の技術を伝授」ケニアに重機指導部隊を派遣へ[2016/05/27 14:55]

 防衛省は、PKO(国連平和維持活動)の一環として道路整備で使う重機の操作などを教える陸上自衛隊員を28日、ケニアに派遣します。

 陸上自衛隊第2施設群第3科長・玉置宏行3佐:「日本の施設技術を向こう(ケニア軍)に教えていきたい。伝授したい」
 ケニアに派遣される陸上自衛隊員は教官を含む17人です。今年から本格始動したこの部隊は、ケニア軍の工作部隊に対し、5種類9台の重機を使い、操作方法や道路整備のやり方などを教育します。ケニアにある基地内の道路修繕などを行うことも想定されています。派遣期間は2カ月間で、28日にケニアに向けて出発します。8月中旬にも第2陣の部隊が派遣される予定で、PKO活動での日本の存在感を高める狙いがあります。

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