野党4党が内閣不信任案を提出 与党反対で否決へ[2016/05/31 00:05]

 民進党や共産党など野党4党は31日午後、安倍内閣に対する内閣不信任決議案を共同で提出します。しかし、与党などの反対多数で否決される見通しです。

 民進党・岡田代表:「(安倍総理大臣は)前回の解散の時に消費税を上げることができる状況を来年4月までに必ず作り出します、断言しますと言われたわけだから、それができていないのは内閣総辞職に値する」
 野党側は、アベノミクスの失敗や安全保障関連法の成立などを不信任の理由に挙げて内閣総辞職を迫り、参院選に向けて対決姿勢を強調します。これに対して自民党は、役員会で内閣不信任案を否決する方針を確認しました。
 自民党・谷垣幹事長:「内閣支持率が高いなかでの民意と矛盾した野党の行動に対して、粛々と否決をしていきたいのでよろしくということを申しました」
 また、来月1日までの今の国会の会期を延長しないことを確認しました。

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