バーチャルリアリティー嗅覚にまで…先端技術を披露[2016/05/31 17:58]

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、音声翻訳アプリなどの先端技術を開発している総務省の研究所が最新の成果を披露しました。

 このアプリは29の言語に対応し、体調に関する微妙な表現や「血圧を計ります」のような専門用語も高い精度で翻訳できます。東大病院での臨床試験でも使われ、日本を訪れた外国人も使えるようになっています。バーチャルリアリティーを触覚や嗅覚にまで拡張させたシステムや、特殊な眼鏡を掛けなくても立体映像が見られる装置も披露されました。いずれも遠隔操作による手術などの医療分野や工業デザイン、ゲームなど様々な形での応用が期待されています。

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