被災地を視察 安倍総理「観光は温泉県の原動力」[2016/06/04 20:54]

 安倍総理大臣は熊本地震の被災地を訪問し、生活再建や観光産業の復活に向けて財政負担の軽減など対応に万全を期す考えを示しました。

 安倍総理大臣:「大変だったでしょうね、大きな地震でしたから。おけがは」
 被災した男性:「いや、ないですね」
 安倍総理大臣:「罹災(りさい)証明書はもう出ましたか」
 被災した男性:「出ました」
 安倍総理が被災地を訪れるのは地震発生から3度目です。熊本県御船町では、避難所生活が長期化する被災者から仮設住宅への転居などについて話を聞きました。
 安倍総理大臣:「発災以来、観光客が激減して深刻な被害を受けておられると思います。観光はこの温泉県・大分県の、というか九州の原動力です」
 これに先立って、大分県では温泉で有名な大分県別府市で旅館やホテルのキャンセルが相次いでいる現状について、観光業者らと意見交換しました。安倍総理は「観光は温泉県・大分の原動力だ」と述べて、復興を支援する考えを強調しました。

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