「コイケにはまってさあ大変」自民の思惑交錯…[2016/06/30 11:48]

 小池百合子議員の東京都知事選挙への出馬表明から一夜が明けました。自民党では反発の声や渋々、容認する声など様々な思惑が交錯しています。

 (政治部・中丸徹記者報告)
 小池氏の奇襲を受けて、自民党内ではどんぐりころころの歌にかけて「コイケにはまってさあ大変」とした替え歌まで飛び出す始末です。
 萩生田官房副長官:「不満が上がっているわけではなく、戸惑いをしていましてね。豊富な政治経験をお持ちでありますし、行政の長としての経験もあるわけですから候補者として有資格者であることは否定するものではありません」
 東京都連では無断で出馬表明を強行した小池氏に対する反発がありますが、ただ、小池氏を上回る候補がなかなか見つからず、まだ有力な候補の絞り込みはできていません。また、参議院選挙の期間中であまり党内の争いを外に見せたくないという心配も働いています。そうしたことから、「こうなったら小池氏で良いのでは」という意見も出始め、萩生田副長官が「候補として否定するものではない」と述べたように、「誰もいなければ小池氏」という意見が出始めています。

こちらも読まれています