テロ被害者家族ら出発 政府専用機でダッカへ[2016/07/03 20:54]

 バングラデシュで起きたテロ事件で、被害に遭った日本人8人の家族らが政府専用機で現地へ向かいました。

 今回の事件では、日本人7人が犠牲になり、1人がけがをしました。現地へ向かったのは、被害に遭った8人の家族合わせて18人とJICA(国際協力機構)の関係者らで、ダッカには日本時間の4日午前1時半ごろに到着する予定です。出発に先立って、岸田外務大臣は家族と面会しました。
 岸田外務大臣:「国際協力の最前線でご尽力されてきた方々が、このような残念な結果になったことに対して、政府を代表して心からお見舞いを申し上げました」
 岸田大臣は家族に対し、「政府としてできる限りの支援をさせて頂きたい」と強調しました。家族は皆、疲れた表情で、言葉少なだったということです。現地ではまず、遺体が安置されている病院を訪れることにしていて、日本政府は、早ければ5日にも帰国できるよう準備を進める方針です。

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