参院選前日 各党党首が全国で最後の訴え[2016/07/10 00:16]

 参議院選挙は10日、投開票を迎えます。選挙戦最終日の9日、各党の党首は全国で支持を訴えました。

 自民党総裁・安倍総理大臣:「皆、全員が『良くなったよ』、こう思える日本を私たちは必ずつくって参ります。この道を力強く、前へ前へと進んでいかなければいけません」
 民進党・岡田代表:「3分の2取れば憲法改正、必ず手掛けてくる。安倍さんは意欲満々なんだから。隠しておいて3分の2取ればやる。それが今までの安倍流ではないですか。だから3分の2は許さない」
 公明党・山口代表:「この3年間で生み出してきた実績、雇用を広げ、賃金を伸ばし、税収を拡大する。そうした結果を今度はその成果の及んでいない人々に分け与えていく」
 共産党・志位委員長:「野合だと言うんです。市民の声に応えた動きが野合なわけないじゃないですか。あの自公に野合と言われたくありません」
 おおさか維新の会・松井代表:「政治家が身を切る改革をやろうと言ったから消費増税は仕方がないなと思ったのに、そんな約束はどこ吹く風、吹っ飛んでしまった。これで良いんですか」
 生活の党と山本太郎となかまたち・小沢代表:「政治の使命、役割は国民の皆さんの命と暮らしを守ることだ。安倍さんの政治には、全くこういう観点が欠落しております」
 社民党・吉田党首:「日本の政治があまりにも憲法の理念や条文が生かされていない。憲法を変えることではなくて、憲法を生かすことが今、求められている」
 日本のこころを大切にする党・中山代表:「素晴らしい日本の国。皆様、もう一度、その素晴らしさを素直に認めて次の世代が住む国をつくり上げて参ろうではありませんか」
 新党改革・荒井代表:「政府に提案でものが言えるのは我々だけです。何でも反対の野党とはわけが違うんです。小さな政党ですが、皆の合意をつくっていく唯一の政党」

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