「議論は国会で」 憲法改正をめぐり安倍総理[2016/07/11 00:48]

 参議院選挙は10日に投開票され、自民・公明・維新の3党で75議席を獲得し、非改選の議員と合わせた改憲勢力で改正案の提出に必要な3分の2議席を確保しました。安倍総理大臣は憲法改正を巡って、国会の憲法審査会などで議論を深めていくことが重要だという認識を示しました。

 安倍総理大臣:「どの条文をどのように変えていくかという議論に移り始めています。そうなれば舞台は当然、憲法審査会に移っていくべきである。そこで議論していくなかにおいて深まっていく。国民に問うのは、国民投票でどの条文をどのように変えていくか問われると思う」
 そのうえで、安倍総理は、憲法改正は自民党の政権公約に入っているとして「当然、それを前提に票を入れて頂いている」と述べました。また、内閣改造については「経済政策を前に進める強力な布陣をつくる。7月いっぱい、経済政策の策定状況を見ながら判断する」と述べて、8月以降に行う考えを示しました。

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