民進“惨敗”も岡田氏は一定評価 代表選向け動きも[2016/07/11 11:47]

 改選議席を大きく割り込んだ民進党は、9月の代表選挙に向けて岡田代表に代わる名前が早速、取り沙汰され始めています。

 (政治部・岡香織記者報告)
 岡田代表は「改憲勢力に3分の2を取られた責任は自分にある」としながらも、3年前の議席からは増えていると評価しました。
 民進党・岡田克也代表:「3年前と比べるとかなり回復途上にある。十分に期待はできないけれども、しかし、頑張ってということだと思う」
 一方、党内からは「ポスターにまで3分の2を取らせないと書いたんだから、責任を取るべきだ」と執行部の刷新を求める声も上がっています。ただ、岡田代表は9月の任期までは辞任しない考えで、代表選挙の出馬については「現時点では白紙だ」と明言を避け、出馬の可能性も残しています。代表選には都知事選の出馬を見送った蓮舫参院議員のほか、共産党との連携に慎重な前原元代表や細野前政調会長の出馬が取り沙汰されています。ある議員は「これから内乱が起きる」と話していて、9月の代表選挙に向けた党内の駆け引きが加速しそうです。

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