菅長官「自民の草案に固執せず、与野党で議論を」[2016/07/15 18:45]

 菅官房長官はBS朝日の番組に出演し、憲法改正について、自民党がまとめた憲法改正草案にこだわらず、与野党で議論をして方向性を出すべきだという認識を示しました。

 菅官房長官:「憲法草案に、自民党のですね、これに固執してやるという気持ちは全くないです。憲法審査会のなかでやはり議論をして、そこで深めていって方向性を一つにしていく」
 そのうえで菅長官は、民進党など野党も批判するだけではなく、対案を出すべきだと強調しました。また、自民党の草案に盛り込まれた大規模な災害や他国による武力攻撃などの緊急時に総理の権限を強化する「緊急事態条項」の創設については「一つの議題として遡上(そじょう)に乗せる必要に値する」と指摘しました。

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