優勢小池氏、追う増田氏 苦戦の鳥越氏 情勢調査で[2016/07/25 17:53]

 31日に投開票を迎える東京都知事選の情勢は小池百合子氏(64)が優勢で、増田寛也氏(64)が追う展開となっています。鳥越俊太郎氏(76)は苦戦しています。

 朝日新聞は23日と24日の2日間、都内の有権者を対象に調査を行いました。投票態度を明らかにした人を分析したところ、小池氏は自民支持層の5割強の支持を得て無党派層も5割弱を取り込んでいます。一方、増田氏は推薦を受ける自民支持層の支持が4割にとどまり、公明支持層の多くをまとめたものの、一部が小池氏に流れています。鳥越氏は、民進支持層の支持が6割強にとどまっています。共産支持層からは大半の支持を得ているものの、無党派層の支持は3割ほどです。ただ、投票態度を明らかにしていない人は4割いて、情勢は変わる可能性があります。
 このほか、今回の都知事選には高橋尚吾氏(32)、山中雅明氏(52)、谷山雄二朗氏(43)、後藤輝樹氏(33)、桜井誠氏(44)、岸本雅吉氏(63)、マック赤坂氏(67)、上杉隆氏(48)、山口敏夫氏(75)、七海ひろこ氏(32)、今尾貞夫氏(76)、中川暢三氏(60)、望月義彦氏(51)、関口安弘氏(64)、武井直子氏(51)、立花孝志氏(48)、内藤久遠氏(59)、宮崎正弘氏(61)が立候補しています。投開票日は今月31日となっていて、30日まであと5日間、熱い選挙戦が繰り広げられます。

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