北朝鮮ミサイルに備え 常時「破壊措置命令」[2016/08/09 05:58]

 政府は北朝鮮からミサイル発射の兆候がなくても対応できるよう「破壊措置命令」を8日に発令しました。これまでは一時的でしたが、今後、常に命令を出し続ける方針です。

 先週、北朝鮮が発射した「ノドン」とみられる弾道ミサイルは移動式の発射装置を使った可能性があり、事前の兆候を察知するのが難しいとされています。このため、政府は破壊措置命令を3カ月ごとに更新して命令を出し続ける方針です。東京・市ケ谷の防衛省には地上配備型迎撃ミサイルのPAC3部隊が配備されたほか、高いレーダー機能を備えたイージス艦なども日本海側に展開させる方針です。北朝鮮からの「予告なし」の弾道ミサイル発射にも迎撃態勢が整うことになります。

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