“慰安婦財団”への拠出金10億円 医療や介護へ[2016/08/13 00:05]

 日韓両政府は、慰安婦問題を巡って韓国が設立した財団に日本が拠出する10億円の使い道について、医療や介護などに使用することで合意しました。

 岸田外務大臣:「韓国政府が今後も日韓合意を誠実に実施していくことを改めてしっかりと確認することができました」
 岸田大臣と韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が12日に電話で会談し、合意しました。日本が拠出する10億円は医療や介護、それに葬儀関係などに使用するとして、今後、必要な手続きを進めることを確認しました。一方、日本大使館の前にある少女像について、岸田大臣は移転に向けて韓国の努力を引き続き強く求めました。これに対し、尹外相は「誠実に実施していく」と述べたうえで、日韓関係のさらなる改善を進めていく考えを強調しました。

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