年内に日中韓の首脳会談を 安倍総理が意欲[2016/08/25 19:19]

 安倍総理大臣は北朝鮮のミサイル問題などについて議論を行うため、中国、韓国との3カ国の首脳会談を年内に日本で開催することに意欲を示しました。

 安倍総理大臣:「議長国として、年内に日中韓サミットを開催する考えだ。日中韓は地域の平和と繁栄に大きな責任を共有している」
 日中韓サミットは3カ国が持ち回りで開催することで合意していますが、日本と中国は尖閣問題、中国と韓国はミサイル防衛問題などで関係がぎくしゃくするなかで、時期の決定がずれ込んでいます。安倍総理としては、北朝鮮問題などを議論するために年内開催の意欲を示し、関係改善ムードも打ち出す狙いがあります。また、安倍総理は中国の習近平国家主席や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との個別の首脳会談についても、来月に中国で開催されるG20サミットなどの機会に行うことに期待感を表明しました。

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