稲田大臣、南スーダン訪問へ PKOの陸自部隊を視察[2016/08/31 11:54]

 稲田防衛大臣は来月中旬にも南スーダンを訪問する方向で調整に入りました。PKO(国連平和維持活動)にあたる陸上自衛隊の部隊を視察する予定です。

 南スーダンには今年11月に交代で新たな部隊が派遣されます。この部隊には、国連職員らが武装集団に襲われた場合に武器を使って守る「駆けつけ警護」や治安が悪化した際に他国軍と共同で宿営地を警護するなど新たな任務が加わる予定です。稲田大臣は南スーダンの治安情勢や現在、派遣している部隊を視察するため、来月中旬にも現地を訪問する方向で調整しています。南スーダンでは先月、政府軍と反政府勢力の間で銃撃戦が繰り広げられ、現地の日本人が国外へ退避するなど情勢が悪化しています。

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