民進党代表選に若手候補 一転して三つどもえの戦い[2016/09/02 11:48]

 民進党の代表選が告示されました。蓮舫代表代行と前原元外務大臣の2人に加え、若手の玉木国対副委員長が名乗りを上げ、一転して三つどもえの戦いです。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 この後、民進党本部にある会場で共同記者会見が行われます。2日朝まで推薦人集めに奔走した玉木氏は、しがらみのなさを武器にして戦う方針です。
 民進党・玉木国対副委員長:「新しい柔軟な発想で、これからの国のビジョン・政策を堂々と示していきたい」
 一方、本命の蓮舫氏は、批判政党から脱皮して対案を示すことで、民進党のイメージを変えていきたい考えです。
 民進党・蓮舫代表代行:「ワクワクする政治、さわやかな戦い、女性の挑戦、頑張りたいと思います」
 これに対し、かつて民主党の代表を務めたこともある前原氏は、政権時代の失敗を糧にして経験の豊富さをアピールする方針です。
 民進党・前原元外務大臣:「失敗の経験、そして猛烈な反省、そしてそれをばねにした党の再生、信頼回復、これをしっかりやっていきたいと思います」
 一騎打ちから一転して三つどもえになったことで、前原、玉木両陣営は「蓮舫氏の一人勝ちにはさせない」として論争での巻き返しを狙います。

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