蓮舫氏リードも…国籍問題や“2位・3位連合”が浮上[2016/09/07 11:50]

 民進党の代表選挙は投票まで1週間です。ここまで蓮舫氏がリードし、前原氏、玉木氏の順に追い掛ける展開となっています。仮にこのまま蓮舫氏が1回目の投票で過半数を獲得すれば代表に決定ですが、もし過半数に届かなければ1位と2位による決選投票となります。そこで浮上するのが、2位と3位が手を組むシナリオです。果たして逆転はあるのでしょうか。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 注目のいわゆる「2位・3位連合」ですが、玉木氏は会見で前向きな姿勢を示しました。
 民進党・玉木国対副委員長:「(Q.決選投票で2位・3位の候補が連合することは?)それはあり得ますね、もちろん。そういう(決選投票の)ルールですし、前回もそうでしたよね」
 玉木氏は元々、前原氏のグループに所属していて、前原氏とはいわば師弟関係にありました。玉木陣営の関係者は「決選投票に持ち込んで2位・3位連合で勝つしかない」と勝利のシナリオを描いています。一方、リードする蓮舫陣営ですが、二重国籍の問題が浮上していることについて「大勢に影響はない」と踏んでいます。あくまで1回目の投票で過半数を獲得し、決選投票に持ち込ませずに勝利したい考えです。蓮舫陣営幹部は「民進党の国会議員の約半分近くにあたる70人の国会議員票をすでに固めた」と自信を見せています。

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