「総裁任期延長」来年の党大会で党則改正目指す[2016/09/16 23:09]

 自民党政治制度改革実行本部の本部長代理を務める茂木政調会長は、来週から議論を始める総裁の任期延長について、年明けの党大会での党則改正を目指す考えを示しました。

 茂木政調会長:「『なぜこの時期に』とか一部の意見もあると思うが、安倍総裁の任期をどうするかという個別論の話ではないのではないかと思っておりまして、むしろ制度論ということでいうと、任期が十分、残っている平時にこそ冷静な議論が進められる」
 茂木氏はこのように述べて、任期延長論に疑問を呈している石破前地方創生担当大臣や小泉進次郎農林部会長らを牽制(けんせい)しました。そのうえで茂木氏は、20日から始まる議論で一定の結論に達すれば、来年1月を予定している自民党大会で党則が改正されることになるという見通しを示しました。

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