蓮舫新代表、対決姿勢鮮明に TPP法案反対で激突か[2016/09/26 11:47]

 野党は蓮舫新代表が率いる民進党を中心にTPP(環太平洋経済連携協定)関連法案に反対するなど、政府・与党との対決姿勢を打ち出す構えです。

 (政治部・原慎太郎記者報告)
 「批判から提案へ」を掲げる蓮舫代表ですが、当面はTPP、年金、安保の3本柱で政府を追及する方針です。
 民進党・蓮舫代表:「大臣の資質も見極めながら、私たちが求める『人への投資』、限られた財源をしっかり人に振り分けていく、そういう存在感を示せる国会に率先してさせて頂きたい」
 民進党は補正予算案の審議より前に、輸入米を実際よりも高く見せ掛ける商取引が横行している問題について、政府に対して真相究明を求めています。調査結果が公表されない限り、与党が30日からの審議入りを目指している予算委員会での審議には応じない方針です。さらに、南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣される自衛隊に「駆け付け警護」を行わせるかどうかを巡り、去年に成立した安全保障関連法の撤回を改めて求めます。ある民進党幹部は「油断すればすぐに解散される」と警戒感をあらわにしていて、まずはTPP関連法案を廃案に追い込みたい考えです。

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