「アベノミクスは限界」野田幹事長、安倍総理に迫る[2016/09/27 16:54]

 26日に始まった臨時国会は2日目の27日、衆議院の代表質問が行われました。民主党政権で総理大臣を務めた民進党の野田幹事長は「アベノミクスは限界だ」と詰め寄りました。

 民進党・野田幹事長:「アベノミクスの失敗により、消費税引き上げ再延期は、やむを得ない状況になってしまいました。それだけではありません。私が政治生命をかけて取り組んできた三党合意も風前の灯となってしまった」
 安倍総理大臣:「私たちの経済政策により、国・地方合わせて税収は野田政権時代よりも21兆円増収をしている」
 また、野田幹事長は「日本銀行が金融緩和を変更したことで、手詰まりは明らかだ」と金融緩和の出口戦略を明らかにするように求めましたが、安倍総理は「黒田総裁を信頼している」とかわしました。野田幹事長は最後に「自民党に代わり、政権を担い得る政党を目指すことを国民にお誓いする」と締めくくりました。

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