戦没者の追悼を巡り稲田大臣「指摘は受け止めたい」[2016/09/30 20:04]

 戦没者の追悼を巡り、稲田防衛大臣が声を詰まらせる場面もありました。

 民進党・辻元清美議員:「命を捧げた方に感謝の心を表すことができない国家ではなりませんと言っているにもかかわらず、全国戦没者追悼式に欠席するというのは言行不一致ではないかと思います。あなたの戦争で亡くなった方々へ心を捧げるというのは、その程度だったのかと思われかねないです」
 稲田防衛大臣:「今までの私の発言、読み上げられた通りです。その気持ちに今も変わりません。今回、本当に残念なことに出席できなかったということですが、ご指摘はご指摘として受け止めたい」
 衆議院の予算委員会で民進党の辻元議員は、今年8月に稲田大臣が自衛隊の部隊を視察するため海外に出張し、「終戦の日」の全国戦没者追悼式を欠席したことについてただしました。稲田大臣は初当選以降、毎年8月15日に靖国神社を参拝していましたが、今年は参拝せず、戦没者追悼式も欠席していました。

こちらも読まれています