「解散は適切に判断」安倍総理 蓮舫代表と再び対決[2016/10/05 11:50]

 国会では補正予算案の審議の舞台が参議院に移り、民進党の蓮舫代表が代表質問に続いて安倍総理大臣との直接対決に臨みました。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 蓮舫代表は安倍総理が北方領土問題で成果を上げて解散に踏み切るのではないかという見方が出ていることについて、違和感があると迫りました。
 民進党・蓮舫代表:「外交を争点に(解散)するということは違和感がある。総理はいかがですか」
 安倍総理大臣:「解散については現在、全く考えていないわけでございますが、解散につきましてはその時、その時に適切に判断をしたいと考えております」
 安倍総理は解散について「現在は考えていない」としながらも、いつでも踏み切る構えを見せて野党を牽制(けんせい)しました。また、蓮舫代表はかつての民主党政権時代の事業仕分けさながら、地方創生交付金が無駄な事業に使われている可能性があると指摘しました。安倍総理も「指摘を踏まえてしっかり対応したい」と応じました。委員会は政府側の答弁が不十分だとして度々、審議が中断しました。民進党は午後の質疑でも政府の追及を続けます。

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