稲田氏が南スーダンに 「駆け付け警護」最終判断へ[2016/10/09 11:48]

 稲田防衛大臣は、陸上自衛隊が活動しているアフリカの南スーダンを視察し、「駆け付け警護」の任務を与えるかどうかについて「政府全体で議論する」と述べました。

 稲田防衛大臣:「7月の衝突はあったが、落ち着いているということを目で見ることができ、関係者からもそういうふうに聞くことができた。政府全体で議論していきたい」
 南スーダンでは今年7月、政府軍と反政府勢力の間で銃撃戦が繰り広げられ、現地の日本人が国外へ退避するなど治安が悪化していました。政府は、来月に交代で派遣される陸上自衛隊の部隊に、武装集団に襲われた国連職員らを守る「駆け付け警護」などの任務を与えるかどうか、今回の稲田大臣の視察を踏まえて最終判断する方針です。ただ、稲田大臣は判断の時期については明言を避けました。

こちらも読まれています