“選挙の顔”初陣の蓮舫氏 結果は求心力に影響も[2016/10/11 16:57]

 衆議院ダブル補欠選挙が告示されました。野党側ですが、民進党・蓮舫代表にとって今回の国政選挙は負けられない初陣となります。

 (政治部・白川昌見記者報告)
 なんといっても「選挙の顔」として期待されている蓮舫代表ですから、その効果をしっかり出せるかがポイントとなります。蓮舫代表が、自ら今回の選挙について「政党支持率を考えれば、アリがゾウに向かう戦いだ」と話しているように、民進党内にはどちらも厳しい選挙だという認識が広がっています。ただ、特に東京は蓮舫代表のおひざ元でもあり、負けるわけにはいかないという思いがあります。民進党は連日、党の幹部を応援に派遣してアベノミクスや年金カット法案の問題点など、国会での追及と連動させて支持の拡大を狙います。一方で、執行部と距離を置く議員らは「選挙の結果次第では、蓮舫代表の今後の統率力に影響が出る」と牽制(けんせい)しています。選挙の顔としての効果をどこまで発揮することができるのか。その手腕が問われる初陣となりそうです。

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