生前退位の有識者会合 8項目の論点整理へ[2016/10/18 05:51]

 天皇陛下が「生前退位」の意向をにじませたことを受けて設置した有識者会議の初会合が開催され、公務の負担軽減策など8項目を軸に検討を進めることを発表しました。

 安倍総理大臣:「今上陛下が現在82歳とご高齢であることを踏まえ、公務の負担軽減等を図るため、どのようなことができるか、静かに議論を進めて参りたい」
 座長に選ばれた経団連の今井敬名誉会長は、有識者会議では天皇の公務の負担軽減策や摂政の設置について、生前退位の是非や退位後の地位や活動など8項目について意見を聞くと発表しました。11月中に3回に分けて憲法や天皇制の専門家など十数人を招いて行います。会合は非公開ですが、終了後に内容を明らかにし、1週間後をめどに議事概要を公表するということです。

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