山本大臣「強行採決」発言を陳謝 民進党は辞任要求[2016/10/20 05:53]

 山本有二農林水産大臣は、TPP(環太平洋経済連携協定)関連法案の強行採決に触れた発言について陳謝しました。しかし、民進党など野党は、山本大臣の辞任を求めて審議に影響が出ています。

 山本有二農林水産大臣:「私の発言で皆様にご迷惑をお掛け致しましたことをおわび申し上げます」
 山本大臣は発言を撤回して陳謝しましたが、民進党と共産党は「審議を強行した」として退席しました。
 民進党・山井国対委員長:「あまりにも強引、強硬なやり方だと言わざるを得ません」
 民進党は与党側が強行採決をしないと約束しない限り、TPP関連法案の審議に応じない考えです。一方、与党は野党が欠席しても21日に委員会を開く構えで、予定通り今月中に衆議院を通過させる方針です。

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