「生前退位」について超党派の保守系議員が勉強会[2016/10/20 22:08]

 天皇陛下の「生前退位」を巡って、超党派の保守系議員が国会内で勉強会を開きました。「今の陛下に限った特別措置法で対応するべきだ」という意見が相次ぎました。

 柴山総理補佐官:「皇位について非常に理解の深い、関心の深い超党派の国会議員で、これについて色々と議論・検討することに意義がある」
 勉強会を行ったのは、安倍政権を支える保守系団体「日本会議」の活動に賛同する自民党、民進党など超党派の国会議員です。初回の講師は「今の陛下に限った譲位にするべき」と主張している竹田恒泰氏で、出席者からは賛同する声が多く上がりました。政府は有識者会議の提言を踏まえて、来年の通常国会にも法案を提出する意向で、この勉強会は国会での審議に向けて議論を深める狙いがあります。今後も幅広い論客を招いて会合を続けていく予定です。

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