ドゥテルテ大統領が帰国 日本には友好的な姿勢[2016/10/28 05:50]

 アメリカに対する過激な発言で物議を醸しているフィリピンのドゥテルテ大統領が、日本に対しては終始、友好的な姿勢で3日間の滞在を終えて帰国しました。

 フィリピン、ドゥテルテ大統領:「とても有意義な訪問になった。安倍総理大臣とは合計で4時間ほど、非常にいい話し合いができた」
 ドゥテルテ大統領は、安倍総理との首脳会談でも反アメリカの姿勢を明確にしたということです。ただ、日本に対しては友好的で、南シナ海で中国が軍事拠点化を進めている問題では「国際条約に従って平和的に解決する」という認識で一致しました。また、日本が大型巡視船2隻を供与することなどでも合意し、大統領は早速、海上保安庁の訓練を視察しました。一方、予定されていた天皇陛下との会見は三笠宮さまご逝去のため、中止となりました。

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