秋の叙勲受章者を発表 女性、外国人が過去最多[2016/11/03 05:53]

 政府は秋の叙勲の受章者4055人を発表し、世界ボクシング殿堂入りを果たしたファイティング原田さん(73)やタレントの西川きよしさん(70)らが選ばれました。

 旭日小綬章・ファイティング原田さん:「大変、感動しました。自分でも良かったなと思っていました。3階級制覇するようなチャンピオンを育てたいなという、ファイティング原田が出したいなという一つの夢ですね」
 また、十八代目・中村勘三郎さんの姉で、舞台などで活躍する女優の波乃久里子さん(70)も旭日小綬章を受章しました。旭日重光章には元参議院議員でタレントの西川きよしさんが選ばれました。西川さんは「最初はタレント議員に何ができるのかとご心配される方もいらっしゃいました。それだけに、国会議事堂で行われた開会式に臨んだ時は感無量で、ここからがスタートなんだ、死ぬ気で頑張るんだと自分に言い聞かせて身震いしたことを鮮明に覚えています。これからもこの受章に恥じないよう、小さなことからコツコツと福祉に精進して参ります」とコメントしています。最高位の桐花大綬章には江田五月元参議院議長(75)が選ばれました。また、外国人では2006年から2007年までサッカー日本代表を率いたオシム元監督(75)が旭日小綬章を受章しました。外国人は今回、96人と過去最多となっています。

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