ロシア軍機が関東沖まで飛行 自衛隊機が緊急発進[2016/11/04 08:44]

 防衛省は3日にロシアの哨戒機2機が太平洋の関東沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したことを発表しました。

 ロシア軍の哨戒機「TU−142」2機は3日午前から午後にかけて、樺太付近からオホーツク海を経由して関東沖まで飛行し、その後に引き返しました。これに対し、航空自衛隊のF15戦闘機が緊急発進を行いましたが、2機とも領空侵犯はありませんでした。ロシア機による関東沖までの長距離の飛行は極めて珍しく、防衛省は情報分析を進めて今後の警戒監視活動をより一層、強める方針です。

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