「“土人”差別と断定できない」に蓮舫代表が批判[2016/11/09 13:41]

 民進党の蓮舫代表は、鶴保沖縄北方担当大臣が“土人”という言葉について「差別と断定できない」と発言したことについて、担当大臣としてふさわしくないと批判しました。

 民進党・蓮舫代表:「沖縄担当の鶴保大臣、土人発言、問題ない。差別ではない。どういうことなんでしょうか。法務大臣や官房長官さえも問題視したものを、担当大臣がこんな考えで沖縄に向き合うことができるんでしょうか」
 蓮舫氏が問題にしたのは、鶴保大臣が沖縄で機動隊員がデモ隊を“土人”と呼んだことを「差別と断じることはできない」などとしたことです。蓮舫氏は、他の閣僚が「差別的な発言」との認識を示していたことを引き合いに「政府内の見解が一致していない」と批判しました。また、失言が相次いだ山本農林水産大臣の問題も解決していないとして「大臣の軽々しい発言、政府の国会軽視の傲慢(ごうまん)な姿勢に向き合っていく」と政府・与党を追及していく考えを強調しました。

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