「摂政が…」「認められない」生前退位で意見割れる[2016/11/14 18:45]

 「生前退位は認められない」との意見や、「摂政が望ましい」など見解が分かれました。

 ジャーナリスト・桜井よしこ氏:「きょうは譲位(生前退位)ではなく、摂政の制度をそのほかの工夫も加えながら活用するのが良いと言ってきました」
 天皇陛下の生前退位を巡る14日の有識者会議で、上智大学名誉教授の渡部昇一氏は、負担軽減策として皇室典範が定める「摂政」の活用が望ましいとして、退位には否定的な考えを示しました。ジャーナリストの岩井克己氏は退位に賛成で、高齢で譲位する選択肢は設けるべきと皇室典範の改正を訴えました。慶応大学の笠原英彦教授は、「退位は認められず、皇室典範の改正や特例法、いずれも採るべきではない」との見解でした。

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