民進党など野党4党 「長時間労働規制法案」を提出[2016/11/16 00:05]

 大手広告会社「電通」の過労自殺問題を受け、民進党や共産党など野党4党は、今の労働基準法よりも罰則を強化した「長時間労働規制法案」を国会に共同提出しました。

 法案では、労働時間の上限規制や勤務を終えてから翌日の勤務を始めるまでに一定の休息時間を確保することを義務付けるインターバル規制の導入を明記しています。そのうえで、労働時間を厳格に管理し、違反した事業者を公表するほか、懲役や罰金を厳しくしました。野党側は、政府が提出している裁量労働制の対象拡大などを柱とした労働基準法改正案について「労働時間の正確な把握が困難になり、長時間労働を助長する」と批判しています。

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