「駆け付け警護」で蓮舫代表 黒塗り報告書を批判[2016/11/16 17:02]

 民進党の蓮舫代表は、自衛隊に新たに「駆け付け警護」の任務が与えられたことを巡り、政府は派遣先の南スーダンの情勢を明らかにすべきと批判しました。

 民進党・蓮舫代表:「稲田大臣が南スーダン、ジュバを視察した時の報告書です。真っ黒です」「自衛隊員の命、我が国の国際貢献の本質がずれてはいけない。判断たるものは国会に出すべきものではないでしょうか」
 蓮舫代表は、派遣された自衛隊が稲田防衛大臣に提出したアフリカの南スーダンの状況報告書がすべて黒塗りになっていることを取り上げ、駆け付け警護を付与した根拠を示すべきと政府の対応を批判しました。そのうえで、「自衛隊員の命を守る医療体制の強化が先だ」と強調し、15日に国会に提出した救命救急体制の整備を政府に義務付ける「自衛隊員救急救命法案」の審議入りを強く求めていく考えを示しました。

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