「103万円の壁」動く?年収上限の引き上げ検討[2016/11/16 17:22]

 「103万円の壁」が動くことになりそうです。

 自民党の税制調査会は、配偶者控除の対象となる年収の上限を103万円から引き上げる検討を始めました。企業の扶養手当の基準としても使われていて、専業主婦が上限を超えないようにパートなどの労働時間を抑える、いわゆる「103万円の壁」を生んでいました。夫婦控除を導入するなどの改革は今年も見送られ、年収の上限を150万円に引き上げる案を中心に検討されています。一方で、夫婦どちらかの年収が高い世帯には配偶者控除が適用されないことになりそうです。

こちらも読まれています