トランプファミリーも参加 90分の会談で何を?[2016/11/18 11:45]

 安倍総理大臣がトランプ次期大統領と会談しました。会談はどういう内容だったのでしょうか。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 会談は予定されていた45分間を大幅に超えて1時間半に及びました。会談ではトランプ氏が安倍総理とがっちりと握手を交わし、娘のイバンカ氏やその夫であるクシュナー氏を紹介しました。会談は暖かい雰囲気で行われ、安倍総理とトランプ氏は2人の都合の良い時期に再び会談することで一致しました。
 安倍総理大臣:「トランプ次期大統領はまさに信頼できる指導者であると確信している」
 また、安倍総理はゴルフクラブを贈り、トランプ氏からはゴルフシャツなどがプレゼントされたということです。
 (Q.懸案となっているTPP(環太平洋経済連携協定)や在日アメリカ軍の駐留経費の問題については話し合われたか?)
 今回はトランプ氏が大統領就任前の非公式な会談ということで、会談の内容は明らかにされていません。元々、個別の政策について議論するよりもトップ同士の信頼関係構築に主眼を置いた会談だったので、TPPなど自由貿易の意義や日米同盟の重要性について日本の基本的な立場を伝えるにとどめたとみられます。世界各国に先駆けてトランプ氏との会談を実現し、幸先の良いスタートを切った安倍総理ですが、今後はTPPをはじめ、具体的な課題の解決につなげられるかが問われることになります。

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