宮沢税調会長 “酒税一本化”を大綱に盛り込む方針[2016/11/18 23:43]

 自民党の宮沢税調会長はビール、発泡酒、第3のビールの酒税の一本化について、数年間かけて段階的に導入することを来年度の税制改正大綱に盛り込む考えを明らかにしました。

 宮沢税調会長:「1年とか2年という年限ではメーカーだけではなく、消費者についても相当、混乱が生じるので、難しいのではないか」
 現在の酒税は350ミリリットル缶あたりビールは77円、発泡酒は47円、第3のビールは28円となっていて、政府・与党ではこれを一律55円とする案が検討されています。宮沢税調会長は、来月8日に取りまとめを目指している来年度の税制改正大綱に具体的なスケジュールを盛り込む考えを示しました。ただ、酒税の一本化を巡っては発泡酒などが増税となるため、反発を懸念する声も上がっています。

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